satorimo

satorikの備忘録

無免許ピアノ教師

無免許ピアノ教師とは私のことだ。子供にピアノを少しずつ教えている。資格は勿論無い。幼少の頃よりピアノを弾いてきた実績のみ。

最初が肝心だから習わせようとも思ったが、習いに行く時間と手間が取れないことがわかったので、私が教えることに。子供も嫌じゃないらしいし。

 

赤のバイエルを買って始めはそれで練習していたが、やはり運指の練習は飽きてしまう。なかなか進まないのでどうしようかなと思っていた。

そこで、簡単な曲(こぎつねこんこんetc.)が入っている曲集を買って、今はそれを中心に練習している。

 

というのは、毎日ピアノを弾くというモチベーションを保つ事が大事だと思ったから。毎日自主的に「楽しい」という気持ちを持ってピアノに向かうには、好きな曲を弾くこと。まさに自分がしてきたことだった。

 

この曲集には先生用の楽譜もあるので、連弾ができる。連弾は当たりだった。簡単な曲でもそれなりに良く聞こえるし、何より一緒に弾けるのが楽しいようだ。

また、簡単な曲だけど、知ってる曲を弾けるというのは自信にもなったようで、誇らしげな感じである。

 

こういう自信の積み重ねが大事かなと思う。自信が楽しさや向上心に繋がってくれると嬉しい。

スパルタ教育するつもりはないし、ピアニストにするつもりもない。ただピアノが弾けると、人生が明るく楽しくなることを知っているから、少しだけそれを教えてあげたい。音楽に通じているという感覚は、やはりこの上ない喜びである。

 

私も趣味で弾く程度だが、それで良いと思っている。もちろんもっと練習すればもう少し弾けるようになるとも思う。自分次第でまだまだ可能性はある。

 

やっぱりショパンの曲をもっとたくさんの弾けるようになりたいな。