NHKスペシャル 人体を観て
本日のNHKスペシャル人体のテーマは生命誕生。
生命の不思議、一つの卵子からどのようにして人間の複雑な体の構造に変化していくのか。
まだ子宮内にいる時から、母と子は会話をしているのだという。
今回の人体シリーズでお馴染みのメッセージ物質が、生命が誕生しつつある現場でも放出されているそうだ。
子宮の中でも母は子を気づかい、子は元気に大きくなろうと懸命に努力する。
母は子が幾つになってもかわいい。母子の絆とかよく言うけれど、これは本能的に繋がっているのだから仕方ないと思えてくる。
子宮筋腫を患ったお母さんが、無事に出産をした映像は、涙が出てくる。
こういう番組をみると、子どもを産んだときの事を思い出す。
はじめてエコーを見て、心拍を確認できた時のこと。
超音波検査で、可愛い横顔が見えた時のこと。
切迫早産になったこと。
お産がありえないほど痛かったこと。(結構覚えている)
元気に生まれてきてくれた事。
もちろんお腹から消えてしまった子のことも。もしいたら今頃は安定期だったはずだ。
幸か不幸か、私は出産も流産も経験し、生命誕生の幸せと失望どちらも味わった。
失う悲しみも、同じ経験をした人の痛みを知るために避けられないことだったかもしれない。
まあしかし、iPS細胞を使って肝臓の複雑な構造物を作った日本人の教授、すごいな!肝硬変などもいつの日か治る病気になるかもしれない。
実はこの番組、初めから終わりまでちゃんと観てない。時間がある時にゆっくり観ようと思っているが、好きな番組のため初見の覚え書き・感想とする。