satorimo

satorikの備忘録

災害に揃えようと思う。今さらだけど

今回の西日本の豪雨を経験して。

結局我々は、できる限りの準備をして天災に備えたとしても、最後は祈る他はない。安全安心に絶対はない。

期限切れ間近のレトルトの山を味わい、ああ何も起こらなくてよかったねと家族で笑えることが、一番の幸せなのかもしれません。

 

今回の災害で改めて感じたのは、備えてもダメな場合がある、でも備えない事には危機に対する意識を保つことはできないということ。

備えていても全て失う事だって当たり前のように起こっている、しかしだからといって諦めて何もしないと言う選択肢もまた現実的ではないということには誰もが気づいているはず。

 

私の地域も川の水位がレベル4までいって、もう少しで氾濫の危機にありました。

そこでハッと気づいたのが、うちは水以外何も災害の備えをしていなかったという衝撃の事実。

もし橋が通行止になって、流通も止まってしまったら、食べるものがない!

これはすごく危機です。

食料以外にも、緊急時にパッと持ち出せるところに大切なものを置いていない。いちいちアレはどこだ、コレはどこだと探して回らなければならない。災害時にこんな調子じゃ、完全に逃げ遅れます。

 

何を用意すればよいのか?

ネットで色々検索してみると、出てくるわ出てくるわ、沢山の防災グッズ。ご丁寧にさまざまなグッズをリュックに詰めた物もありますね。結構高い…

 

一から揃えようとすると、何が必要なのか、あれもこれも必要なんじゃないかと頭がパニックになります。

 

とりあえず生きるために何が必要か。

衣食住ですよね。

では揃えるべきものは、自ずとその優先順位が決まります。

●持久戦に必要なもの

  1. レトルト食品5日分
  2. 水(もっと追加)
  3. 簡易トイレ
  4. 懐中電灯
  5. 卓上コンロ+ガス
  6. 充電器(ソーラー充電器がいいですね)

 

家が無事だった場合、これでなんとか数日はしのげるはず。

充電器は衣食住のカテゴリではないですが、情報取得や連絡のために携帯は必要不可欠。電気が止まってしまったら、相当困ってしまうのは目に見えています。

 

 

●日々のストックとして多目に買っておくもの

  1. ラップ
  2. ティッシュ
  3. トイレットペーパー
  4. ウェットティッシュ
  5. 歯ブラシ

 

紙系に偏っていますが…

ウェットティッシュは除菌用もあるといいですね。災害地は特に水害の後は衛生環境が問題になることが多いようです。今回のように断水が続き、季節も夏になると特に衛生環境が危ぶまれます。除菌用ウェットティッシュはこのような時の大きな味方になるでしょう。

 

ちなみに我が家ではテーブルのふきんがわりにウェットティッシュを、台所用にはキッチンペーパーを使用しています。ですので、大抵ストックは十分。

 

●避難時に必要なもの(すぐ出せるようにしておく)

  1. 通帳・印鑑・カード類
  2. 各連絡先のメモ
  3. 携帯(iPhone)

 

もう家にいるのが危険な時、これらを避難する時にさっと持っていけるとようにしておきたいです。

各連絡先には、

  • 家族、親戚連絡先
  • 加入している保険など
  • 仕事関連

殆どiPhoneに入っていますが、念のため紙で残すのも大切かなと。

 

 

さいごに

ありがたいことに、これらが必要になる状況に陥ったことはまだありません。

でも災害がいかに恐ろしいかというのは、昨今の被害状況を見れば明白。

これまでほとんど備えてこなかった自分ですが、少しずつでも必要なものを備えることで、日々災害に対する意識を高めていきたい。

 

最後になりますが、今回の大雨の災害でお亡くなりになった方へ心よりご冥福をお祈りいたします。